こんにちは、ジョウです!
長年スポーツショップで働いてきた経験から、これからサッカーを始めようと思っている小学生低学年に向けて、必要な道具とその選び方について解説していきたいと思います。
これを読むと、どんなものが必要で、どうやって選べばいいのかが分かります。
(中学年~高学年では少し違う場合もあるので、それは別記事で解説したいと思います)
今回は第四弾。シューズ・ボール・かばん以外の必要な道具について書いていきたいと思います。
シューズについてはこちら、ボールについてはこちら、かばんについてはこちらで解説していますので、それぞれチェックしてください!
必要な道具
とりあえず、必要な道具をざっと挙げていきたいと思います。
・トレーニングシューズ(通称トレシュー)←解説済み
・ボール(4号球。小学生は1~6年生まで同じ大きさのボールを使います)←これも解説済み
・バックパック(リュックサック)
↓今回はここから下の解説
・すね当て(シンガード、レガースとも言う)
・練習用シャツ→チームによっては指定のものがある場合も
・練習用パンツ→チームによっては指定のものがある場合も
・練習用ソックス(ストッキングとも言う)→チームによっては指定のものがある場合も
・練習後の汚れもの入れ
・シューズ入れ
・水筒
・タオル
あるとなお良い道具(とりあえずはなくてもOK)
・靴下止め(ストッキングのズレ落ち防止になります)
・インナーシャツ(汗をかくシーズンにはあった方がいいです)
練習着はチームによっては指定のものがある場合もあるので、入団するチームの代表者の方や、先に入団されている親御さんに聞いてみると安心です。
すね当て(シンガード・レガース)の選び方
すね当ての選び方を解説していきます。
すね当て(シンガード・レガース)とは?
入団すると、多くの場合ですね当てを買ってきてくださいと言われます。
すね当てとは、こんな形状のものです。
その名の通りすね(脛)に付けるもので、両足に付けるので2つで1セットで売られています。
サッカーは足を使うスポーツで、プレー中に相手・味方選手と意図的ではなくても足がすねに当たってしまうことがあります。
すねをぶつけりうと大人でもかなり痛いですよね?
それを防ぐために、必ず必要になってくる道具です。
すね当て(シンガード・レガース)の種類
すね当てにもいくつか種類があります。
大きく分けると2つです。
・ハードタイプ
・ソフトタイプ
ハードタイプとは、昔から使われてきたもので、プラスチックなどで作られていて固いものです。
指で叩くとコツコツと音がします。
メリットはやはり防御力・強度・耐久性あるので、安心感があります。
ソフトタイプは、ポリエステル、EVA、ポリウレタンなどで作られており、ハードタイプほどの固さはありません。
しかしすね当てとしての機能はしっかりありますので、安心して使えます。
指で叩いても音はしません。
メリットの一番は軽さです。
また、ハードタイプほど固くはないのですねの形状に合わせやすく、違和感もないです。
メッシュ構造になっているものも多いので、ムレにくいというのも挙げられます。
その他、取り外しができて洗えるものや、スリーブが付いていてズレにくいものもありますが、はじめは上記2タイプから始めるので大丈夫だと思います。
おすすめはソフトタイプです。
軽く違和感も少ないので、はじめてのお子さんも抵抗なく付けられると思います。
すね当て(シンガード・レガース)の選び方
すね当て(レガース)の選び方について解説していきます。
お店に行くと、すね当てのコーナーに「すね当て」や「シンガード」「レガース」と書いてありますが、同じものを指します。
シンガードはShin(すね・脛)Guard(守る)ですので、その通りすねを守るものという意味です。
レガースはLeg(脚)Guard(守る)が変化した和製英語です。
これも脚を守るものという意味で同じですね。
お店で選ぶときは、必ずお子さんと一緒に行ってください。
各メーカーでは様々な大きさや形状のすね当てを販売しています。
脚の長さや太さは個人差がありますので、必ず試着することをおすすめします。
サイズ感としては、膝下にポコッと出る骨があると思いますが、その少し下からくるぶしの上に収まるぐらいでOKです。
メーカーのサイズ表記だと、XSやSサイズのものでOKです。
大きすぎると走りにくかったり蹴りにくかったりしますし、すぐにズレてきます。
小さすぎるとすねを守ることができません。
個人差がありますので、お店で実際に付けてみることをおすすめします。
その他の道具
その他の道具も解説します。
汚れもの入れ
練習後は当然ですが、色々なものが汚れます。
それを入れるのに、ナップサックのようなものは1枚あると安心です。
子どもはきれいにしまえないことも多いので、少し大きくてもOKです。
逆にばんばん突っ込めるぐらい余裕があった方がいいです。
シューズ袋
シューズは特に汚れるので、他のものと別に用意した方がいいです。
ボックスタイプと巾着の袋タイプがありますが、これは好みでどちらでもOKです。
ウェア類
ウェア類に関しては、入団するチームによっては決まっている場合がありますので、監督さんや先に入団している親御さんに確認してください。
また、当然ですが季節によって着るものも必要なものも変わってきます。
ここでは、晩春~初秋シーズンの、練習着の決まっていない場合に関しての解説をしていきます。
シャツ・パンツ
練習用のシャツ・パンツですが、スポーツ用品店のサッカーの子供用のコーナーに置いてあるものは、ほぼなんでもOKです。
デザインと価格で選んでOKです。
昔は綿のものもありましたが、今はポリエステル素材のものがメインになっていますし、メーカーの各展示会を回っても、ポリエステル以外のものはほとんど見なくなりました。
でも、必ず試着はするようにしてください。
サイズが合っていないと動きづらいので、子どもが走れるサイズ感にしましょう。
ソックス(ストッキング)
こんな感じの、長い靴下です。
お店によって、ソックスやスットキングと呼び名が違う場合がありますが、どちらも同じものを指します。
足のサイズに合わせて選びましょう。
履いている靴のサイズではなく、足そのもののサイズで選んでください。
インナーシャツ
練習着の下には、インナーシャツを着ることをおすすめします。
練習中は動き回るので汗をかきます。
その汗をすばやく吸収して、プレーをしやすくするためにインナーシャツが必要です。
伸び縮みするコンプレッションインナーと、伸び縮みしないタイプがありますが、伸び縮みしないタイプをはじめはおすすめします。
コンプレッションタイプは体にフィットするので、機能としては優秀ですが、着慣れていないと子どもは嫌がりますので、はじめは伸び縮みしないタイプから始めてみてください。
見分け方は、商品のタグに素材が記載してありますが、そこをチェックしてください。
「ポリエステル100%」と記載されていれば、伸び縮みしないノーマルタイプです。
そこにポリエステル以外に、「ウレタン〇%」や「スパンデックス〇%」のようなものが併記されていれば、コンプレッションタイプです。
まとめ
今回はシューズ・ボール・かばん以外のものを解説してきました。
すね当て(シンガード)だけ少し選び方がありますが、その他は基本的にはお店で気に入ったものを選んでOKです。
一通り揃えれば、季節が変わるまではこれで大丈夫です。
秋~春先までのシーズンはまた少し変わりますので、それはまた別の記事で解説していきたいと思います!
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