これからサッカーを始めようと思っている、小学生低学年に必要な道具と選び方① ~トレーニングシューズ編~

Junior-soccer
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、ジョウです!

長年スポーツショップで働いてきた経験から、これからサッカーを始めようと思っている小学生低学年に向けて、必要な道具とその選び方について解説していきたいと思います。

これを読むと、どんなものが必要で、それはどうやって選べばいいのかが分かります。

(中学年~高学年では少し違う場合もあるので、それは別記事で解説したいと思います)

 

今回は第一弾として、まずはシューズについて書いていきたいと思います。

実際スポーツショップに行って、たくさんの中からどうやって選んでいけばいいかも、お教えします!

必要なのはトレーニングシューズ(通称トレシュー)

必要なのはトレーニングシューズ(通称トレシュー)と呼ばれているシューズです。

こんなやつです。

ジュニアシューズ特集 特集

ソール(靴底)にボツボツした突起がたくさんついているものです。

アッパー(上の部分)は人工皮革のものが大半です。

 

その前に知識として知っておいてほしいですが、サッカーのシューズには、大きく分けて3つあります。

・スパイク

・ トレーニングシューズ(通称トレシュー)

・インドアシューズ

スパイクは主に試合(大会・公式戦)で使う場合がほとんどなので、ここでは触れません。

よっぽど上手い子でなければ、試合(大会・公式戦)に出始めるのは中学年以降なはずなので、その時に買えばOKです。

インドアシューズは、室内で練習できる環境があるチームでは必要になりますが、なかなかその環境があるチームも少ないと思うので、これについてもここでは触れません。

 

それでは、トレーニングシューズ(通称トレシュー)の選び方を解説していきます!

足のサイズを測る

まずは子どもの足のサイズを知ることが大事です。

足のサイズを測るために、足型を測りましょう。

最近はわりとスポーツショップでも足型を測ってくれるお店が増えていますので、計測器があるお店であれば、店員さんにお願いして測ってもらいましょう。

 
はじめはネットよりもお店で買うことをおすすめします。

ネットだと足型が測れないからです。

サッカーは足を使うスポーツです。

シューズはサッカーをする上で基本となる大事な道具なので、サイズ選びはとても重要です。

はじめての場合は、足型測定器があるお店で買うことをおすすめします。

 

自分の足のサイズは、大人でも分かってないものです。

履いてるシューズのサイズは分かっても、自分の足のサイズは知らないのではないでしょうか。

履いてる靴のサイズ=足のサイズではないではないのです。

 

ほとんどの親御さんは「足がすぐ大きくなるから」という理由で大きいサイズを選びがちです。

サッカーシューズは消耗品なので、長く履こうと思ってほしくないというのが、僕らお店側の思っていることです。

決して売りたいから言っているのではなく、その子のことを思って心からそう思うのです。

僕らもサッカーが好きなので、サッカーを好きな人をもっと増やしたいので、せっかくサッカーに興味を持ってくれた子供たちに、足に合わないシューズを履いて満足のいくプレーができなくて、「つまらない」とか「楽しくない」とか思ってほしくないのです。

 

ちゃんとサッカーをやっていれば、トレシューの寿命は大体3カ月~長くて半年なので、年に3足前後は買い替えるイメージです。

僕が接客してきた中だと、せっかく大きいサイズで買ったのに、そのシューズに足の大きさが追いつく前に、シューズがダメになってるケースの方が多いです。

だから、大きいサイズで買っても、あまり意味がないかと思っています。

シューズ自体の選び方

シューズ自体の選び方としては、クッション性があるかないかが重要です。

シューズのこの部分を押してみてください。

ジュニアシューズ特集 特集

ミッドソールと言われる部分で、シューズのクッション性が大体ここで分かります。

クッション性がある方が足にはやさしいので、ここは重要な部分です。

低学年は、ケガなく楽しくサッカーをすることが大事なので

とはいえ、デザインや値段も様々ですので、子どもの気に入ったものの中から、値段と相談しながら、なるべくクッション性のあるものを選ぶといいと思います。
 

シューズは大人と同じで紐靴のものと、ベルクロ(マジックテープ)のものがあります。

紐が結べないなら、ベルクロ(マジックテープ)のものでもOKです。

サイズの選び方

サイズの選び方は、縦と横の両方に気を付けます。

縦は、足の大きさプラス11.5cmのシューズを選んでください。

  例)足が20cmだったら、21cmのシューズを選ぶ

当然ですがソックスを履くので、その分少し大きめのサイズを選びます。

 

縦幅

ポイントは3つです

・座って履いたら、まずかかとトントンしてください。(つま先で合わせるのではなく、必ずかかとで合わせます)

・かかとで合わせたら、立つ。(座ったまま合わせない)

・立ったら、前(つま先)が指1本ぐらい空いてる状態かを確認します。2本以上空いてると大きすぎです。

 

横幅

こちらもポイントは3つです。

・立った状態で痛くない程度にぴったりしてるしているか。

・中で足が横に動かないか。

・でも、指が重ならない、かつしっかり伸びているか。

立った方が体重がかかるので、足が縦にも横にも広がります。

サッカーは立った状態で走ったり蹴ったりするので、サイズを決める時も立った状態で選んでほしいと思います。

 

縦が短いシューズを履くと、常にシューズに指が当たっている状態なので痛いですし、それを嫌がって指が伸びない状態になるので、プレーもしずらくなります。

横が狭いシューズを履くと指が動かなかったり、伸びずに重なってしまうので、こちらも同様に足も痛くなるしプレーもしずらくなります。

実際は、甲の高さも関係してきますが、最低限の合わせ方は、縦と横を合わせることでOKです。

前後のサイズを必ず履く

自分のサイズが分かっても、全メーカーのシューズが合うかと言われれば、そんなことはないです。

シューズの大きさや履き心地は、メーカー(ブランド)やモデル(品番)によって微妙に変わってきます。

あるブランドのシューズが全部同じ履き心地かと言われれば違います。

  例)Aというブランドでa,bという2モデルあるとしたら、abではサイズ感も履き心 地も違うということ

 

お店に在庫があれば必ず前後のサイズも履いてみてください。

ワンサイズ変わるとけっこう履き心地も変わります。

子ども自身も納得して選べることにも繋がりますので、前後のサイズも履いて、しっくりくるものを選んでください。

大きいサイズのシューズを履くとデメリットだらけ

大きいサイズのシューズを履くとデメリットだらけです!

・走りにくい(かかとが浮いてしまうから)

・靴擦れする(中で足が動いてしまうから)→痛くてサッカー嫌だということにもなるし、ケガにもつながりやすい

・つまずく(子供は基本的には、自分の足だけの感覚で走ったり蹴ったりするから)

・プレーがしずらい(足にしっかり当たらないから、ボールが飛ばない→サッカー楽しくない)

これではサッカーを楽しんでプレーできないばかりか、ケガにも繋がります。

買いに行く時間

お店に買いに行く時間も大事です。

行くなら、練習後か夕方がベストです。

人間は、午前より午後、運動前より運動後のほうが足がむくみます。

足がむくんでない状態でぴったりのサイズ感にしてしまうと、練習中から足が痛くなってきてしまう可能性がある。

足がむくんだ状態で選んだ方が失敗しずらいです。(大人も一緒です。夕方や仕事後の方が足がむくんでませんか?)

実際、多くのシューズの中からの選び方

実際お店に行くと、何十種類もトレーニングシューズがあるので、なかなか絞っていくのが大変です。

僕のおすすめの絞り方は、まずは予算を決めて、その中から子どもにデザインで気に入ったものを何個かピックアップしてもらう方法がいいと思います。

予算を決める

その中から子どもがデザインで気に入ったものを何個かピックアップする

その中から子どものサイズのものを履いて、サイズ感や履き心地でしっくりくるものを選ぶ

この方法で選ぶと、親も満足・子どもも満足して、足に合ったシューズが選べます。

 

デザインが気に入らないと、足に合っていたとしても、子どもは絶対「足が痛い」「足が当たる」って言うので、子どもにも選ばせることが重要です!

どんなに足に合っていても、値段が高いもしくはダサいと、納得できないと思うので。

サイズ感だけで選んでも楽しくないということです。

まとめ

以上、トレーニングシューズ(通称トレシュー)の選び方でした。

シューズ自体の選び方、サイズの選び方を解説してきました。

 

足を測って自分のサイズを知る

クッション性のあるシューズを選ぶ

縦と横を合わせる

 

この3点をおさえれば、失敗は少ないかと思います。

分からなければ、店員さんに相談してみてください。

そのために僕らはいるのです。

「こんなこと聞いてもいいのかな」とか思わずに、どんどん質問をぶつけてみてください。

 

足に合ったシューズを履いて、楽しくサッカーをしてほしいと思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました